子育て

子どもからの容赦ない“なぜなぜ攻撃”にイライラ…答え方を教えて!

この記事では、子どもからの容赦なく続く“なぜ?”という質問に対しての答え方について、お話します。

イヤイヤ期がようやく終わって、言葉もしゃべりだし子育てもちょっと楽になってきたなと思っていたら、子どもの“なぜなぜ攻撃”にぐったりしておられる方、ものすごく多いのではないでしょうか。

我が家もまさに次女と三女が毎日のように「なんで?」「なぜ?」と聞いてくるのですが、時々ならまだ気持ちに余裕を持って回答することができます。

でも今答えたと思ったら次の質問が続くとなると正直参ってしまいますし、どう返答したらいいのか困りますよね。

そんなお悩みを解決するためには、まずは“なぜなぜ攻撃”の意味するところと答え方、そして押さえておきたいポイントについて理解しましょう。

“なぜなぜ攻撃”に残念な対応をしなければ、お子さんが伸び伸びと成長する後押しをすることが出来ますよ!

それでは1つずつみていきましょう。

どうして“なぜなぜ”言ってくるの?


子どもが“なぜなぜ”と聞いてくるのは、ズバリ成長の証です。

なぜだろうと思うのは、好奇心の表れなんですよね。

いろんなものに興味を示し、「これはなんだろう」「どうしてこうしなければいけないんだろう」といった“なぜなぜ”が思い浮かぶと、おしゃべりも上手に出来るようになるので、パッと口をついてでてきます。

この“なぜなぜ攻撃”は3歳頃~6歳頃までの時期に目立った幼児の言動です。

心理学の世界では名前の通り“なぜなぜ期(質問期)”と呼ばれているんです。

私は学生の時に福祉を専攻していたので、心理学の授業で「幼児期には“なぜなぜ期(質問期)”があり、言葉の発達から言葉を使うことの面白さを知り突入する」という授業を受けた記憶があります。

でも授業でサラッと流された“なぜなぜ期(質問期)”がこんなに私を悩ませるなんて、当時は思いもしませんでした。

3人分なのでここ数年常に我が家は「なんで」が飛び交っていますよ。

6歳の次女も未だにしょっちゅう「なんで?」と聞いてきます。

4歳の三女に関しては、まさに今なぜなぜ期真っ只中です。

「なんで起きないといけないの」「なんで氷はつめたいの」「なんでごはんを食べないといけないの」「なんで幼稚園に行くの?」と毎日のように聞いてきますよ。

この“なぜなぜ期(質問期)”に色んなことに興味を示し、知りたいという好奇心こそが学習意欲を高めてくれるので、結構重要な時期なんです。

“なぜなぜ攻撃”への答え方はどうすればいい?

3歳・4歳には理論的に答えない

例えば「時計が動くのはなんで?」と聞かれると、「電池が入っているからだよ」とか「時計の中の部品が動かしているんだよ」といった仕組みを答えたくなる方も多いかと思いますが、子どもはそんな難しい答えは全く求めていません。

我が家の娘達にも仕組みを説明すると首をかしげて「わかんなーい?電池ってなに?部品ってなに?」と、質問に拍車がかかってしまいます。

だから、まず「時計は長い針のお兄ちゃんと短い針の弟が追いかけっこしているんだよ」というところから始まり、「どうして追いかけっこしているの?」と返されると、「とっても仲良しだから遊んでいるんだよ」と返すと、「仲良しだねー」と納得しています。

少し大きくなって、物事が理解出来るようになってくると「今ごはんだよーとか、寝るんだよー、お風呂に入ってねーって教えてくれるしっかりものなんだよ」と返すと、「偉いねー」と感心した様子で時計を見たりしていますよ。

答え方によっては、嘘をついているみたいでちょっと気が引けると思われる方もいるかもしれませんが、子どもは少しずつ大きくなるにつれてきちんと物事を理解していきます。

小さいお子さんに理論的なことを伝えるというよりは、どんな目的や意味があって、こんないいことがあるんだよという、楽しく納得しやすい返答をしてあげられるといいですね。

ある程度大きくなって、子どもの頃からお母さんに教わってずっとこうだと思っていたけれど、実は違ったなんて話をよく聞きます。

本人はちょっとショックを受けているかもしれませんが、結局話題のネタにしていますし、なんか微笑ましく感じたりしませんか?

悪意があるのはよくありませんが、ちょっとしたファンタジー的な返答はお子さんの想像力をかき立てたりもするので私は好きですよ。

5歳・6歳になると一緒に調べる

3歳~4歳くらいまでは、ちょっとファンタジー的な返答でも「そうなんだ!」と目を輝かせて聞いてくれます。

例えば三女から「どうしてお空に虹があるの?」と聞かれたので、「妖精さんたちがお空に落書きして大きな橋をかいたんだよ」と返すと、「妖精さん上手だねー。

虹の橋を渡りたいな」とキラキラした目で虹を眺めたりしています。でも年齢が大きくなるにつれて「そんなわけはない」といった返事が返ってくるようになるんですよね。

また年齢が大きくなるにつれて、どうしてこうなるんだろうという“仕組み”に興味を持ち始める子も少なくありません。

我が家の長女は8歳なので、もうごまかしがききません。

「なんで?」と聞かれたら、私が答えられないことに関しては、一緒に百科事典を開いたりネットで検索をして解決していますよ。

6歳の次女も少しずつそんな傾向がみられ、図鑑をしきりに持ってきては「一緒に調べよ?」と私を誘ってきます。

逆質問することで考える力をつける

一つ一つ“なぜなぜ”に答えていたら、とっても疲れますよね。

私も余裕がある時なら答えてあげられるのですが、何度も同じような質問をしてこられると、次第にイライラしてしまってため息をついてしまいがちです。

だから、「なんでだろうね、なんでだと思う?」と逆に子どもに質問を返すことが非常に多いです。

「なんでだと思う?」と聞くと「分かんない」と答えたりもしますが、私が「ママはこうだと思う。いや、こうかな?」と言ったりすると、「んー、こうだからかな?」と自分なりに考えて答えを導き出します。

意見を出し合う力や考える力・想像力が身につくという意味でも効果的ですよ。

クイズで楽しく答えを導く

5歳や6歳になるとヒントを出せば、自分でしっかり物事を考えられるようになってきます。

だから、クイズ形式にしてお子さんに答えてもらうという方法もおすすめです。我が家も長女と次女が競って答えますよ。

“なぜなぜ攻撃”に対して注意したいポイントは?

出来るだけ聞かれたその時に丁寧に答える

子どもはこちらが家事で忙しかろうが、お昼ご飯の後にウトウトしていようが所かまわず“なぜなぜ攻撃”を仕掛けてきます。

「後にして」と言いたくなりますが、手をとめてお子さんの顔を見ながら話を聞いてあげましょう。

つい私も「後でもいいかな?」と言いがちですが、その場合は後で覚えておいて一緒に考えるようにしています。

でも子どもが「なぜ?」と思ったことは、その時パッと浮かんだからなので、出来るだけその場で一緒に解決をしてあげた方がいいです。

お子さんもお母さんが自分の話に耳を傾けてくれているという喜びと、分からないことが解決出来て喜びますよ。

あまりに後回しにすると、「ママは忙しいから話を聞いてくれない」と諦めてしまうようになるので、お母さんもちょっと頑張りましょう。

子どもの質問に対して馬鹿にしない

私もついあまりに可愛い質問だと、吹き出して笑ってしまうのですが、6歳の娘の場合はプライドが高いので馬鹿にされたと思って泣いたり怒ったりしてしまいます。

本人は真剣に知りたくて質問してくれているんですよね。

だから出来るだけ私も真剣に話を聞き、一緒に考えたりどう思うかお互いに意見交換をしています。

質問は馬鹿にしたり笑いすぎたりしないようにしましょうね。

怒ったり無視しない

何度もしつこく聞かれるとイライラしてくるのもよく分かります。

私もついイライラして「さっき言ったでしょ」と返してしまったり、「そんなのママも分かんないよ」と突っぱねたりしがちです。

でもこの時期を大事にしなければ、好奇心や考える力をはぐくむチャンスを摘み取ってしまうことになります。

だから耐えましょう!!

私は答えを返すのがどうにも疲れてしまったら、「あなたはなんでだと思う?」を結構連発しています。

また、気持ちに余裕がないとつい話を無視してしまうこともあるかもしれません。

でもお子さんの話を聞く姿勢をお子さんに示すことで、お子さんはお母さんが手を止めて自分の話をちゃんと聞いてくれているという愛情を感じられます。

だから、質問に答える以前の問題で、しっかり向き合うようにしましょうね。

さいごに


子どもの“なぜなぜ攻撃”は心に余裕がなければ正直辛いです。

でもそれって、親御さんも本当はちゃんと答えてあげたいという気持ちが根底にあるからこそ、なかなか上手に答えてあげられなくて辛いということではないでしょうか。

子どもは親が自分の方を向いて話をしてくれること、一緒に考えようとしてくれていることが嬉しいんです。

もちろん何でも「なんで?」と聞いてくるには、好奇心が大前提にあります。でも言葉を発する楽しさも根底にあるんです。

だから「なんでかなー?なんでだと思う?」でも十分です。言葉のキャッチボールをしてあげましょう。

“正しく論理的に教えなければ”ではなく、子どもが楽しい気持ちで納得できるよう、時には年齢に応じてファンタジー風に一緒に解釈してみたりして、回答を楽しんでみてはいかがでしょう。

“なぜなぜ攻撃”は子どもが大きくなるにつれてなくなります。

お互い今のこの時期だけの親子で一緒に考える素敵な時間、大切にしていきましょうね!